酵素栄養学①:エドワード・ハウエル

2019/02/24

私はなぜ新しい分野ばかり追ってしまっているのだろう…w

行動学といい、酵素栄養学といいwww

「生きる事に必要な栄養学は、生きてる以上最低限入れときたい知識」が信条のユキエです(笑)

というわけで、今回は『酵素栄養学』を調べてるのでログります😊

酵素栄養学とは

酵素栄養学は、1946年にエドワード・ハウエル博士が仮説を出した理論です。

分子生物学や生化学では、ハウエル博士がいう「潜在酵素」の事実は発見できていないことから異論を唱えているので、まだ仮説の段階といえるようです。

近年では、アメリカのディッキー・フィラー博士。日本では、鶴見隆史、新谷弘実らがこの分野において著名な人物となっています。(ちなみに、ディッキー・フィラー博士は来日公演もされていることから、日本に需要がある事が証明されていますね)

酵素の役割は、主に「消化酵素(消化・吸収)」と「代謝酵素(代謝・排せつ・細胞分裂)」。他にもありますが、この2つが大きな役割となります。

例えば、タンパク質はアミノ酸に分解されるのですが、その際使われるのが「酵素」。酵素は、何千種類とあり、これ以外にも様々な所で分解や変質・化学反応を起こす「鍵」となっている分子です。(栄養素というとなんか語弊がある気がするんだけど)

酵素自体は、酵素学(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/酵素)を参照されたし。こちらの方が歴史が深く、ここから酵素栄養学が派生したことになります。

「潜在酵素」と「食物酵素」のうち、パイナップルの酵素ブロメライン、納豆などのナットウキナーゼなど有名な酵素となるのは「食物酵素」となるのですが、そこはとりあえず置いといて、私が気になるのはDNAのゲノムに深く関わるとされる「潜在酵素」。

多くの疑問があるこの「潜在酵素」について少し掘り下げたいと思います。

潜在酵素とは

ハウエル博士がいう「潜在酵素」とは、人が一生で作りだせる量は有限であり(←気になるのがココ)、消化酵素は優先的に確保され利用される分、消化酵素に多く回されると代謝酵素が使われる酵素が減るという理論です。

生まれてきた時から酵素の量が決まってる。ゆえに、歳と共に減っていく。ということです。そして、人によりその量は変わる。これを体質と言っています。

余談ですが、糖尿病家系もインスリンの分泌量が通常の5分の1であることから、糖尿病になりやすいといいます。(昔、「今日の健康」糖尿病についての記事で読んだw)そう考えると体質ってDNAのゲノムに確かに在るでしょうね。フムフム。

体内に持つ酵素(潜在酵素)を補うために、体外から取る酵素は多い方が良いという理論となります。

この消化>代謝の理論はわかりやすく、例えば消化にがんばらなきゃいけない食生活を送ってる人は、便秘になりやすい。なんて言われたら、まあ納得しちゃう。食物繊維だー!ってゴボウばかり食べ過ぎると便秘になるしね。非水溶性食物繊維なんだからかさ増しできるよって話なので、無くてもだめ。ありすぎてもだめなのよね。

疑問

ものすごく疑問なのですが、有限というのは立証されているわけではないのよね?分子生物学でその事実が発見されていないとしたら、有限というのは仮説になるよね…?

でも、有限であることが前提の話になるので、有限じゃなかったよ!となると根っこからコケてしまい、理論そのものが総崩れになってしまうかと。。

そのあたりは辿れなかったので、勉強不足が否めませんね😅 私に限らず、これを辿れない事が、多くの人の疑問を持つ事になるのではないかと思います。

ともあれ、この仮説を前提に考えを先に進めましょう。

食べ過ぎは良くないのはみんな知ってる

そう。ポイントは「適量」なんだと思います。

腹八分目とよくいいますが、よく考えてみて?胃の大きさは身体の大きさに比例せず、普段から食べている量によって胃の大きさは変化します。

心当たりあるでしょ?

身長や体型、年齢や性別なんかでも適正量って違うよね?

じゃあ、自分にとっての適正量はどのくらいなんだろう?

それを計るのはまあ大変かも。

まず、日本政府が「1日3食!国民総健康」と言い出したのが、戦後。それまでは、2食だったのが1食増えたのはまだ最近。

いまはそれに異論が唱えられ、様々な方法がどんどん出されていますよね。

  • 1日2食健康法
  • 1日1食健康法
  • 1日5食健康法

それぞれ、意味があって、

身体が欲したら食べる必要があるときだから身体のいうこと信じなよ。とか、

朝はパワーが要るから朝はたくさん食べて、夜は寝るだけだからパワー要らない。とか

夜寝る前に食べると、胃の中に食べ物が残るから体内で腐るよ。とか

爆食を防ぐために小まめに食べなよ。とか

食後の血糖値を爆上げさせると大量のインスリンが必要となり、健康を阻害する。とか

時の流れと共に、新しく研究発表され、まるでブームのように変わっていくので、ついていくのも大変😅

ある程度いくと、ついていくというより、自分に合った食べ方を見つけます。

なので、どれも否定しませんが、総じて私が思うのは

総量が多すぎる!栄養価は無視できない!

このふたつです。

偏りすぎ

特に『米・小麦粉』!偏って多すぎるんですよ。

取り過ぎるとアレルゲンになってしまっている例は、たくさんありますよね?

私は歯医者に毎週1年間通ったら「キシロカイン(麻酔)アレルギー」になりましたよ。

花粉も許容量超えた吸引量からアレルギーになってるのではないかとも考えられます。アスファルトで舞う時代だからね。

歴史をたどって考えると、米を食べるようになる前は主食は肉と野菜。

米を食べるようになっても、不作だ飢饉だとまともに食べることはできず、芋。

安定して米や小麦粉を食べるようになったら、、、アレルギーの一因として考えるのは安直だけど容易ではないかと思うんだけどなぁ。。

実際、小麦粉はアレルギーになってるのではないかと言われるようになって久しいです。

テニスのジョコビッチ選手がグルテンフリーを始めたら調子が上がったことで、有名になりましたね。なぜかダイエット業界も便乗した為、ダイエット感出ちゃってますけど、そうじゃありませんw オマケで体重も減ったというだけです。

いまは『肉』が流行ってます。鶏のササミや牛の赤身など。

いくらケトン体質になりたいとはいえ、偏っては良くない。炭水化物を24時間取らなければそこからケトン体でますから。野菜はしっかり取りましょうね。

栄養価の偏りは、取り過ぎる物、少なすぎる物、どちらかが出てきてしまう。

昔、一日30品目!てのも流行りましたが、「ムリぢゃい!!!」という話ですよね😅

2日間を目安に取るといいですよ😅 続きますw 少しずつがポイントですw

総量が多いと気付いてない人が多い

まず、腹八分目の「腹」が実は大きいのです。

そもそも腹八分目っていうのも、むずかしいですよね。

一日3食ならまだできるかも。2食だと1回の食事の量が増えませんか?1食ならなおパワーフードになりませんか?

外食の良くないところは、

  • 量が多すぎ
  • 油が酸化してる
  • 添加物使いすぎ

もうこの3つだけでも十分涙が溢れてきます😭(外食多い

ハンバーグやギョーザなんてもうなんの肉かすらわからないのに、添加物をどんだけ入れててもわかりません😭

日本人なので「お残しは許しまへんで〜!」と育っているがゆえに、残すのも躊躇してしまうのは、きっとお母さまがきちんと躾ていた立派な方なんだと思います😭

ですが、現代は食べ過ぎによる『生活習慣病』の時代。

外食するなら

  • 野菜メイン
  • 必要な栄養素がとれるよう一品単位で頼む
  • 油が酸化している事を踏まえ、揚げ物は避ける
  • できる限り添加物の少なそうな店選び

ここでだいぶ良くなります。下手したら家で食べるより良くなりますw

美味しい食べ物は「エンターテイメント」。楽しみの1つであり、決して生きるためではない時代です。

外食は楽しむ時間。家では栄養面を整える。

そのバランスがとれれば、人間うまいことできてるもので、自律神経もきちんと本来の働きをしてくれるし、それによって睡眠も良質な睡眠がとれます。

つまらない悩みもストレスも気にならなくなります。ちなみにストレスは良性と悪性が…(話が別の所で長くなりそうだから止めようw)

まとめ

とりあえず、酵素栄養学を考える第一弾はここまで。

ファスティング経験者としてこれまでの経験も踏まえながら、自己制御についてまたお話ししたいと思います。

Category - カテゴリー内 -

All Column Page - 全記事内 -

OLD
しいたけ通信
NEW
好きな場所